不在宅での家事代行サービスで気を付けたいこと

家事代行サービスでは、お客様のご要望によっては不在の状態で作業することがあります。不在宅での作業は鍵をお預かりすることがほとんどだと思います。

そもそも、不在宅の作業をご依頼いただくお客様の仕事を受けるかどうかを、家事代行サービスで独立するからには自分で決めなければなりません。お客様から鍵をお預かりする訳ですから、何かトラブルがあった時には真っ先に疑われます。すでに信頼関係が出来上がっているお客様からは問題ないと思いますが、信頼関係がまだ希薄なお客様からは不在宅での作業をお受けするのは避けた方が良いかもしれません。

とはいえ、不在宅での作業を受けないこととしていても、普段は在宅のお客様が「来週は出かけているから、鍵をお渡しします」などと、急に鍵をお預かりすることもあります。

不在宅で鍵預かりが発生することも念頭に、利用規約に鍵預かりについての規定を盛り込んでおきましょう。特に鍵を紛失・盗難した場合の取り扱いについては明確にしておきましょう。鍵をお預かりしたら、鍵の預り証を発行し、お客様にもサインをいただいておきましょう。お客様の意思で鍵をお預かりしたという記録を取っておけば自分の身を守ることにもつながります。

また、不在宅での作業が賠償責任保険でどのようにカバーされるのかを確認しておく必要もあります。賠償責任保険でカバーされない部分は、利用規約の免責事項として明記しておいた方が良いです。



なつぞら舎

家事代行サービスの開業サポート、開業後の事務サポートを提供するなつぞら舎。家事代行サービスで独立を目指す方、独立した方に様々な情報を提供します。

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