税務署に開業届の提出、そのタイミング
開業の準備が整ったら税務署に開業届等を提出します。
・個人事業の開業・移転・廃業等届出書
・所得税の青色申告承認申請書
一般的にはこの2つを提出することになります。青色申告にしなければ「所得税の青色申告承認申請書」は不要ですが、青色申告を選んだ方が損失の繰り越し等のメリットがあります。よくわからないということであれば、青色申告を選んでおけば間違えないでしょう。
個人事業の開業・移転・廃業等届出書(以下、開業届)の提出期限は、原則として開業してから1か月以内ですが、開業準備が整ったらすぐに提出した方が良いと思います。その後の銀行口座開設等にも開業届出書が必要になります。郵送の場合、開業届を税務署に送ってから、税務署の受付印が押された開業届が返送されてくるまで1週間程かかります。その開業届を受け取ってからようやく銀行口座の開設ができるようになります。その銀行口座の開設にも1週間程かかります。
開業届を提出してから、銀行口座の開設が完了するまで急いでも2週間程かかる計算になります。さらに、銀行口座の開設が完了しないと、決済サービス(Linepayやクレジットカード等)の申し込みができません。開業届を提出しても、銀行口座の開設、決済サービスの申込が完了するまで1か月程の時間がかかります。
開業freeeを使うと質問に答えるだけで、書類が簡単に作成できるので、おススメします。
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家事代行サービスの場合だと、賠償責任保険の加入にも開業届が必要です。
最短でやろうとすれば、
・個人事業の開業・移転・廃業等届出書
・所得税の青色申告承認申請書
この2つの書類を税務署に訪問して手続を完了させる
賠償責任保険の加入すること
利用規約(お客様との契約書に該当するもの)とプライバシーポリシーを作成すること
申込書を作成し、お客様にご記入いただくこと
これらは最低限ですが、家事代行サービスの仕事は始められます。
これが一つでもかけた状態で家事代行サービスを始めるのは大変危険です。何か起こらなければ大丈夫という考えではなく、何が起こっても大丈夫という状態を作りましょう。
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